2007年02月28日
マリーアントワネット
を見てきた。
男の立場から言えば
嫁さんとウインドーショッピングに行って
退屈しない人向きの映画。
本屋で待ってるワ・・って人は・・・
衣装きれい、それより調度品が美しい。
とはいえ所詮、衣装センス・美的センスの無い
私の評価は何の説得力も無い
ま、嫁さんが夢のようにきれいだったって言うんだから、
そうなんだろう。
ただ、私には思ったより豪華絢爛でも華麗でもなかった。
王朝貴族の華やかさを映すには画面は薄く、視界も狭い。
大広間、ヴェルサイユ全体を使った大舞踏会が見たかったのだが、
結局はその一角の狭い部屋での小騒ぎに留まってしまっている。
ロックをBGMにファッションカタログをパラパラめくっている
そんな感じの流れ。
深い感情表現も時代のうねりも一切排した手法。
ドラマらしい場面といえば唯一
初夜明けの朝の御召し替えの場面。
新参者への恐らく恒例のイジメであり、
また昨晩何があったかの品定めでも有る女たちの目と
さらし者にされて戸惑うマリーアントワネット。
この場面は面白かった。
とはいえ、ホントそのくらいでしょうか。。。
主役の女優は意図か限界なのか、まーほとんど何もしない。
”彼女の思い”はすべて衣装で表しました。
そこから感じとって下さいという演出か?
基本的にその豪華な衣装に心を同化できなければ
この映画は一切判らないだろう。
オーストリア時代―フランス入国―よそ者時代―母の時代っと
衣装は移り、
最後の晩餐―そして囚われ行く車中
ほんとそれだけでもいいのかもしれない、、っと思わせる
処も有るのだが、、
”ストレスが溜まったら、洋服屋を呼んで
部屋いっぱいに豪華な衣装を並べて
あれこれ選べたらスカッとするでしょうね!!”
って、ソウソウと素直に相槌を打てる人はぜひ見たほうがいい。
幸せになれる映画だと思う。
「パンが無ければお菓子を食べればいい」とは言っていない事も
国の財政を傾けたのがオロカな男たちであったことも
エピソードに加えながらも
この映画はマリーアントワネットの弁護に成功していない。
結局彼女はそんなものとはヤッパリ無関係に
優雅でおきらくで能天気なヴェルサイユを享受していたのね、、って
事だからだ。
そしてそれでもヤッパ、女性はそんな風景に憧れるのだ・・。
ソフィアコッポラ。
フランシスフォードコッポラの娘。
無駄遣いの家系か・・・良くも悪くも・・・










