2007年10月23日
宙船
もう、ちょっと前になるが、
某氏が小学校のイベントで行なうバンドの演奏で
やらなくっちゃいけないってんで、
練習のカラオケに付き合え、ってことで、
そこで某氏が延々歌ってたのがTOKIOの”宙船”。
小学生の気を引くためには
この手の若目の曲をやんないといけないんだと、
PTAもナカナカ大変だ、、、っと
思っていたわけでありますが、、
ま、TOKIOの曲にしては心に残るイイ曲で、
というか
TOKIOの曲をあれこれ知っているわけでは有りませんが、
というか、
ジャニーズ系の曲って思いのほかイイ曲がありますんで
さすが最初から売れることの判っている
チームには手をかけられるんですナーーって思うんですが
ま、それはオイトイテ、、。
いや、”宙船”が中島みゆきの曲と知ってナットク。
オッサンらが選ぶはずだわ(笑)
で、その”宙船”、先日中島みゆき女史のアルバム、
”ララバイSINGER”を借りてきて、聞くこと数度。
ふっと、心に引っかかってた糸が解けたような気がしました。
”その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな”
曲冒頭に現れる力強く印象的な言葉、、
どっかで聞いたことありません??
ないでしょうねーー、古いもん。。(オッサンでスイマセン)
古い船には新しい水夫が 乗り込んで行くだろう
古い船をいま 動かせるのは 古い水夫じゃないだろう
1970年のアルバム
”古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう”です。(ソノマンマや(笑))
(私もLPもってますが・・・)
吉田拓郎氏のデビュー作とも言っていい作品なんですが、
(正式には広島フォーク村のアルバム)
その冒頭の曲”イメージの詩”の一節で
アルバムタイトルにもなっているこれまた印象深く力強い言葉。
このとき拓郎氏20代前半、
そう、世の中の制度や年寄りやそんなモン全部に
ケンカをフっかけた強烈な言葉、
”オッサンどけよ!アンタの時代じゃないだろう!!”と、、
それからもう、37年・・ですか。。。
ここに立ってみて、この歳になってみて、こう思ったわけです。
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな”
と・・・。
当時熱烈な拓郎ファンだった中島みゆき女史からの
40年後のアンサーソングなのかも知れません。
なぜなら古い船も 新しい船のように
新しい海へ出る
古い水夫は知っているのサ
新しい海のこわさを
流されまいと逆らいながら
船は挑み 船は傷み
すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
アンタは特別な”宙船”なんだと、、
それを忘れているのかと、
地平の果て 水平の果て
そこが船の離陸地点
すべての港が灯りを消して黙り込んでも
中島みゆき55歳
吉田 拓郎60歳
私はオールを渡す気なんてサラサラないよと、
アンタもそうやろ、、、っと。
海が尽きれば空があると、、
周りがみんなおとなしくなっても
まだマダこれからヤンケ!
って、あちら側にいた自分たちへ
こちらに来た自分たちからの答え。
良くも悪くも居直りの一曲。
何の試験の時間なんだ 何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
それは、2003年の肺がん手術以来病がちになった
拓郎氏を励ます意味も有るのかも知れません。
- by < 直 >
- at 08:41
comments
Thanks for such a great post and the review, I am totally impressed! Keep stuff like this coming.