車に自転車を積んで鳴門まで。
先日走った鳴門自転車道の基点
岡崎海岸に車をデポしてスピンフィットを降ろす。
チョッと走って岡崎の渡し場に。

いやーー鳴門にはまだ渡し舟が残っていたのねーー
そんなに遠くないところに小鳴門橋が見えて
こちら側もアチラ側も
昔はともかく今は大きな街ってことではないから
いつかなくなりそうだし、
今のウチに乗っておかないと
いつなくなってしまってもおかしくない。
始発が6時40分だったけど
これにはちょいと間に合わず・・・。
7時00分に乗る。
乗客は申し訳ないが一人だけ・・。
乗務員は二人・・・ホント申し訳ない。
海面に霧が漂う海峡を渡ることホン数分。
対岸は土佐泊。
岬の行き止まりの集落だ。
中学生か、3人の男子学生が
自転車と主に乗り込む。
まだまだ活用されているのだけは
マチガイがなさそうだ。
ってことで、探し物はナンですか?って
第一の目的地は標識も出ていない。
探し探してウロウロすれば
やっと見つけた”潮明寺”。
あの”土佐日記”の紀貫之が、土佐から京に帰る途中、
この地に寄港して詠んだ歌の石碑がある。

右に小さめの石碑、左は大きめの石碑。
読めるのは共に ”紀貫之”の文字だけ・・・残念・・
浪速と土佐を結ぶ海路の中継地点がここ土佐泊。
土佐からの帰りに詠んだらしいが、
”東しこ路越住し所の南にしおへはきよ流浪をも阿はれとそ見る”
意味ワカラン。。。
つまりは”南に流浪してたのも今ではいとおしいというもんだーー”
てなことか??
こういう解釈は古典の造詣の深い某仙人に任せるとして、、
で、阿波と阿はれをかけたのかナ???
しかし平安の時代、都人にとって
土佐ってどんなだったんでしょうねーー。
遍路も元は辺境の辺路だったってゆうし、、
明石に流されたんでしょ、光源氏は・・・都会じゃん!
そこから坂を下ると大毛海岸。
大鳴門橋では濃霧注意報が出ていたようだが
その通り
遠くに霧にかすむ大橋が見える。

海岸線の道は気持ちがイイ。
ただ、7時半過ぎてくるともう暑くなってくるが
チョイ曇りが有難いナーー。。
海開きは済んだか否か、テントや海の家が準備万端だ。
サミットでもするのか立派な門構えの大塚のナンタラ施設と

一度も入った事のない大塚美術館の前を通り(入場料高い!)
突き当りを右に取れば、
次ぎの目的地鳴門の展望台、、、、に続く急坂・・・(落涙)(坂キライ)
ま、車も少ないしテキトウに歩道も広いし
エッチラオッチラ登れば頂上へ。
涼しいトンネルをくぐれば岬の北側に抜ける。
そのまま千畳敷の展望台へ・・・っと行こうと思ったが
まっすぐホテルの脇に遊歩道らしき舗装。
グンと下ってグンと登る激坂道。
四国の道の端らしい小道を行けば
大鳴門橋の西側につきだした孫崎という展望台。
というか灯台のあるところ。
渦はそう巻いてはいないけど
断崖のすぐ下の浅瀬を
並の川よりよっぽど速い勢いで流れる潮を見ると
それはそれで満足する。

橋を見ながら休憩し”渦の路”の前を通って一周。
一気に下って観潮船乗り場を右にやり過ごせば
サテやっぱり登り坂・・・・落涙・・・

もと有料道路だった鳴門スカイライン。
路肩も狭く斜度もきつく
自転車のことはこれっポッチも考えてはいない道だけど
車が少ないことだけが幸い。。
ライダーには気持ちのいい道らしく
2台、爆音をとどろかせながら行ったり来たり・・
その度にウグイスが鳴きやむのが残念だ。
傾斜7%・10%・9%・・そんなアホなーー
堀越橋を渡る。
右に瀬戸内海、左にウチの海・・眺めは最高だが
ヘロヘロ・・・写真も撮ってない・・落涙・・。
真下は堀越海峡。
海を越える橋である。
てなことで、今日2度目の海を越え。
すぐ先の休憩所は廃れ果てていた。
誰かの思惑で作られて
観光の名所になるはずだったんだろうナーー
でも、こんな格好のまま放って置くってのはないよなーー

島田島には用があるので
スカイラインを左へ降りようと思ったが道が判らず
右に降りる・・・なんでやーー(苦笑)
まーーその下り坂の凄いこと・・・
行き止まりだったら登って来れんぞおおおおーー
ってなことで
一気に100m下って海に突っ込み、、ってことはなく
右にとれば”田浦”の集落・・は行き止まり・・
(ではなかったみたいだが・・)
戻して、先の分かれ道を左にとれば
”室”の集落を通って
どこまで行けるかわかんないけど
戻ってあの坂よりマシだろうってんで、
ひたすら海沿いを走る。
簡易舗装、一台車が来ると
自転車の居場所さえないような道だけど、
潮の香りと風の音。
アメフラシでもすんでいそうな潮溜まり・・。
ポタレベルには極めて気持ちのいい道で、
”いい道見つけた!”って本日の収穫。

で、有難い事に行き止まりにはならず、
意外な田園地帯に迷い込み
小さな丘を越えれば
鳴門スカイラインの激坂を遠目に
最高地点の四方見をパスしたことだけは確か・・。
mioの地図を頼りに迷子になりそうな寸前で行き止まれば
そこが島田島の渡し場。ホッッ!

5分後に出るというグッドタイミングで
自転車を載せ、水面を見れば小魚の群れ。
ナンダカンダ言っても徳島の海はきれいだ。
けっこう大きな魚やフグの姿も見える。
やはり客は一人。
船員一人マンツーマンの贅沢な船旅だ。
日曜だからかどうかは知らないが
無駄といえば無駄、でも橋なんか作るよりは
費用はかからないかもしれない。
難しい問題だナーー。

堂浦から小鳴門海峡沿いに走って
小鳴門公園の入り口って
その先に道があるのかどうかも判らないけど
なんか凄い時代がかったと言うか打ち捨てられたと言うか
そんなアーチなんぞを見ながら漁港を走る。
ウチの海の釣りイカダに渡す船の並んでいるところ。
そういえばインターネットと呼ばれる以前、
パソコン通信と言った時代にオフ会で
高橋釣具のご主人と共にココで釣りをしたっけ・・。
確かナニも釣れなかったような気がするが・・苦笑
小鳴門大橋を渡り(小さいんか大きいんかはっきりせーー)
チョイ東、長ーーーい桟橋を渡れば高島の渡船。

出発まで10分。
待合室の影に座って海を見ていると
風が通って気持ちのいいこと・・・。
長い桟橋の通り、水深が浅いのか藻場になっている。
魚たちの住処だろうか?
クラゲもプカリと通り過ぎる。
ここは大盛況。30人弱か・・。
ほとんどが自転車か、かなりシニアの年齢層。
みんな顔見知りみたいだ。
対岸からもこれは中学生が主体かドッと降りてくる。
まだまだ健在なり渡し舟である。

で、コレを渡って今日の目的の半分は終了。
全部で五回は海峡を渡ったか・・
橋2回、渡し舟3回だ。
こいうい渡しをもっと観光に利用出来たらいいのにねーー。
てなことで残った半分の目的・・・

たい焼き・・
お昼までには売切れてしまうらしい店。
8個買って+1個を店先で食べる。

皮の味は屋台でおなじみベビーカステラみたいな味。
中はお饅頭みたいなこしあん。
コレが為に走ってきたようなモンである・・オイ!
自転車脇でしゃがんで食べてる間にも
ひっきりなしに客が来る。
予約している人もいるようだ・・・。
小ぶりだから10個単位くらいで買って行ってるナーー。
買えて良かった。
走行距離 35Kmくらい
ポタ時間 3時間半
暑くなる前に撤収完了!

梅雨が開けたらもう真夏
パラソルの下で収まるはずもなく
子供は走り廻る・・
元気だ・・・・・
